2005年08月20日

本誌発売・4巻発売


20050820df225066.jpgご無沙汰してます、岩永です。

折角の発売日、描き下ろしイラストなど
出来れば良かったのですが
なにやら体調を崩してしまって…不甲斐ないです。

ありあわせの素材絵で申し訳ありませんが
諸般の事情でトリミング仕様とあいなりました折り返し絵など…
色調いじれば、それほど
いやらしくないんじゃないかな、とか
単行本ならOKなんじゃないかな、とか
少年漫画界の伝家の宝刀「髪の毛ガード」使えば
いけるかも・・・とか思ったりもしたのですが

まだまだ世間様の風は厳しいようです。

以下、今月号のネタバレです。
(未読の方は読まぬが吉です)
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posted by dynamite at 03:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 岩永亮太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Pumpkin Scissors」第4巻発売記念! オリジナルTシャツ制作!


20050820f8f739ef.jpg さて、前回に引き続き、「Pumpkin Scissors」最新巻発売記念として、ここはまた一つ何かブチかまさねばと思いまして。

 とりあえず「Pumpkin Scissors」のオリジナルTシャツを作ってみたッ!
 イエーイ!
 デザインコンセプトは「普通に着ても恥ずかしくないTシャツ」
 でも、わかる人にはわかるという、そんな感じを目指してみました。

 デザインも大・小の2タイプ用意。



 こちらは小タイプ。



 制作に用いた図柄はこちら。



 とりあえず作った分は岩永亮太郎氏本人に問答無用で進呈予定。
 結構楽しかったので、次はもうちょっと凝ったヤツも作ってみたいかも。
posted by dynamite at 00:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」第4巻発売!


2005081739f9e45b.jpg「Pumpkin Scissors」最新巻、本日発売!

 第4巻はまたもやアリス少尉が大活躍!
 オーランド伍長もいろんな意味で大活躍!
 風雲急を告げる「舞踏会編」が収められた4巻を見逃すな!

 また、今巻は今まで以上に「Interval」が熱い!
 舞台の裏で進行するそれぞれの組織の思惑。
 最後に道化となるのは果たして……?

 そして、今巻末の帯部分……アンタいったい誰だ?!
posted by dynamite at 23:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法市場

 さあ、だんだん苦しくなってきたぞぅ、題名が!
 それはそれとして、いつものヤツをば。 

■ハイパー3「仮面レンジャー、ハイパースリャァー!」

「仮面レンジャー」シリーズ3作目ということで、何から何まであからさまに「仮面ライダーV3」ライクな彼。
 名乗りで「スリー」と発音せず、「スリャァー!」と発音するのは、「仮面ライダーV3」を演じていた宮内洋氏のオーバーアクトの再現。
 芸が細かいな、オイ!

■ハヤブサ20「変身!」

 携帯電話型のアタッチメントで変身するところといい、全身を赤いフォトンブラッドが走ってから変身するところといい、こちらも「仮面ライダー555(ファイズ)」そのまま。
 変身した後、気だるげに腕を振る動作まで再現されるなど、またもや無駄に芸が細かい。
 また、演じられている立花慎之介氏がかなり爽やかな美声で演技されている為、本当にイケメンヒーローっぽくて素晴しい。

■イーブルミュータント「貴様と戦うことになろうとはな!」

 デパートの屋上で行われている「仮面レンジャーハヤブサ20ショー」で、ハヤブサ20と戦うオオカミ型イーブルミュータントの造形が妙に安い。
 TV放送されていた方ではちゃんと凝った造形の敵と戦っていた為、これはデパートの屋上ショーだからということなのでしょう。あったよね、そういうこと。

 ちなみに555のパロディーヒーローがオオカミ怪人と戦っているという構図もまた、555へのパスティーシュとなっている。ウルフオルフェノクってことか!

■ノーコーX「農協戦隊、ノーコーX(ファイブ)!」

 千歳の田舎で農協の組合員たちが演じてくれていたご当地ヒーローショー。

 この手のローカルヒーローは今や珍しい存在ではなく、ちょっと調べればそこかしこに存在していることが確認できる。
 当方の母校、大阪芸術大学にも「ゲーダイガー」というオリジナルヒーローがいて、毎年文化祭シーズンなどには大活躍していた。
 この手のご当地ヒーローは今や海外にまで飛び火し、本場のフランス人が制作したフランス発の戦隊ヒーロー「銃士戦隊フランスファイブ」なんていうものまで存在したりする。

 ちなみに当方が最近もっとも感動したローカルヒーローは、鹿児島県のご当地ヒーロー「オモチャキッド」だ! 遊びは子供の仕事だぜ!(←決め台詞)

■劇団員「触手で女の子をいじめるのも夢だったんだー!」

 18禁アニメなどではド定番のシチュエーションである触手嬲り。

 その起源としては「くりいむレモン」シリーズ第3弾「SF・超次元伝説ラル 」(1984年)あたりが最初だったのではないでしょうか?
 エロ表現として有名になったのは「うろつき童子」辺りからか。
 その後、「淫獣学園 La☆Blue Girl」のヒット&シリーズ化ですっかり定番シチュエーションになり、以後、ゲップが出るほどの亜流を生み出して一旦ブームの終焉を迎えたと当方は解釈してますが、この辺は底なしに奥が深そうな世界なので、てんで間違っているかもしれず。だとしたら許されよ。

 現在もこの「触手モノ」のファンは相当数存在しているようですが、もはや自らの「ヰタ・セクスアリス」としての懐古的な意味合いでの愛好家が多いのではないでしょうか?

 ……って、一体何を一生懸命解説しているのか、この俺は!
posted by dynamite at 22:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「あまえないでよっ!!」/第6話「変身(かわ)らないでよっ!!」

 今回は「仮面レンジャー」ショーを演じに会場へ向かう途中、不幸にも交通事故でお亡くなりになった劇団員さんたちの浮遊霊を成仏させる為、春佳お姉さんが一肌も二肌も脱ぐお話。

 題名から察せられる通り、「仮面ライダー」を始めとする特撮番組やヒーローショーに対する愛が溢れてダダ漏れなパロディー回。
 わかる人にはわかる、芸の細かい特撮ネタがテンコ盛り。

 脚本を担当されたのは根元歳三氏。本家本元の石ノ森ヒーロー「キカイダー01 THE ANIMATION」「サイボーグ009」の脚本も執筆されたことのある根元氏がライダーパロディーの今話を書いているということ自体が、すでにパロディーになっているような。

 とにかくお話のキモとなる「仮面レンジャー」の設定が凝りに凝っていてオカシイったらない。
 昔から何十年も続いている特撮番組で、近年ではイケメン俳優がたくさん出て話題になっている設定など、ネタ元の「仮面ライダー」が辿った歴史そのまま。
 なにより絶妙にパチもの臭溢れるコスチュームデザインや、ファミレスの玩具コーナーにでも置いてありそうな毒々しいカラーリングの仮面レンジャーたちがたまらない、などと思っていたら、なんと今回のコスチュームデザインは海外のパチモノヒーロー映画紹介などで有名な大畑晃一氏でした。なるほど、上手いはずだ。
 
 わざと緊張感に欠ける動きで戦うヒーローショーの様子も、あの独特の雰囲気が再現されていて愉快。怪人を合体技で倒した後、わざわざ横並びになってポーズを決める(しかも逆光照明)など、とにかく再現度が高いネタの数々がたまらない。
 複数のヒーローが共闘するショーではよくあるんですよ、あの締め方。

 今回は調子のいいお色気お姉さんこと天川春佳の担当回でもあるので、かの人のモンローパワーが全編に渡って炸裂しまくっていたお話でもあるわけですが、演じられている渡辺明乃さんはどちらかというとボーイッシュな配役の方が多い為、こういうあからさまにお色気全開のキャラクターを演じられるのは珍しいなぁ、と。
 色気だけでなく、包容力もあり、どこか憎めない感じがよく出ていてナイス。

 今回、ゲストキャラクターの仮面レンジャーたちはどれも絶妙だったが、中でも特に印象が強かったのは、野太い声で「仮面レンジャーNo.1」役を演じていた鈴木智晴氏。同氏によれば、彼が今回の配役で念頭に置いて演じていたのは「宇宙刑事ギャバン」の大葉健二氏だったとか。イエス! ナイス! わかってるぅ!
 他にも「仮面レンジャー タスマニア2」転じて「悪の大首領」を演じていた寺島拓篤氏は、今ノリにノッてる「創聖のアクエリオン」の主人公・アポロ役の方だったりと、相変わらずゲストキャラクターを演じられる方々は妙に豪華ですやな、このアニメ。
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2005年08月07日

第三の「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法

 では、いつものネタ拾いをば。

■虹のバンダナ

「Dr.さくらのお悩み相談室 浄土へGO!」にお悩み相談していたダメ人間のHN。

「♪星のピアス 虹のバンダナ 眩し過ぎる 地球にI love you」
 という80年代歌謡曲モロだしのメロディーラインがかえってイカス「特装騎兵ドルバック」の主題歌「地球にI LOVE YOU」(作詞・作曲/古田喜昭氏、歌/WELCOME)の歌詞がそのネタ元。

 この歌詞がまた物凄い内容で、簡単に要約すると地球が愛しくてたまんないから砂浜に大の字で寝っ転がって地球ごと抱きしめちゃったYO! みたいな恐ろしくスケールのデカイ妄想に興じている男の与太話にしか聞こえない。LSDでもキめてるとしか思えないその気宇壮大な奇想にシビレる。
 いや、本当は地球に対する愛情を魅力的な女性へのそれに置き換えた比喩的な内容のラブソングなんですが。

「特装騎兵ドルバック」は葦プロダクションが1983年に制作したロボットアニメの佳作。
 戦闘ヘリ、ジープ、戦車の3機がそれぞれロボットに変形するというミリタリー色の濃いメカ設定が特徴でした。

■夢狩人「夢狩人です」

 これまた歌が出典。
「♪荒ぶる神の子 宇宙皇子(うつのみこ) 永久の夢狩人」
 心洗われる澄んだ歌声が素晴らしいフォークデュオ、ダ・カーポが歌った劇場版「宇宙皇子」の主題歌、「夢狩人」(作詞/藤川桂介氏、作曲/河野土洋氏、歌/ダ・カーポ)から。
 ちなみにこの時の同時上映作品は「ファイブスター物語」で、この時分は角川映画が毎年どっかんどっかん劇場用アニメを連発していた時代でもありました。嗚呼、今となっては夢幻泡影。

 あと実はこれ、まだ無職だった頃の上江洲誠氏がよく名乗っていた肩書きの1つでもありましてな。
 当方としては「自由騎士」(「ロードス島戦記」の主人公、パーンが名乗っていた称号)という名乗りの方に、より天性のきらめきを感じたものですが。
 
■逸剛&結子「やっちゃるぜっ!!」

「Get Ride! アムドライバー」の主人公、ジェナス・ディラが連発していた決め台詞。
 余談ですが、個人的には同作品で本多智恵子さんが演じていたマリー・ファスティアが多用していた「ハロー、ピープル!」の方がより恥ずかしくて好きでした。

■仮面レンジャー「僕たちと握手!」

 今回の次回予告そのものが、スーパー戦隊シリーズの「後楽園ホテルヒーローディナーショー」CMのパロディー。
 演じられている声優さんの演技が上手いので、かなり再現率が高くて爆笑。
 当時、おいしいお食事と楽しいショーを満喫して地球の平和が守れるのなら、そんなに楽……もとい素晴しいことはないなぁ、と幼心に思っていたものですが。
posted by dynamite at 20:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「あまえないでよっ!!」/第5話「コスらないでよっ!!」

 東統泉高校の文化祭を舞台に、逸剛たち1年生クラスとさくらたち2年生クラスのコスプレ屋台勝負と、そこに押しかけてきたさくらの個人ホームページの常連「夢狩人」とのドタバタを絡めた1編。

 原作にもあった文化祭エピソードに、アニメオリジナルの「Dr.さくら」ネタを融合させた変化球エピソード。
 バカなお色気ネタが内容の大半を占めているにも関わらず、爽やかな余韻すら残す星空のラストシーンが素晴しい。

 引き篭もりの末、自殺してしまったというオタク青年「夢狩人」
 けっこう陰惨な過去を持つキャラクターだが、それを本人にアッケラカンと軽口まじりに語らせることによって、嫌な印象を与えていないのに感心。
 フィクションにおいてこういうオタク系キャラを出して自虐的なギャグに仕立て上げるは簡単だが、その後視聴者に不快な印象を与えないってのは、中々に難しい芸当でありますからして。
 あと妙に事態に対する深刻さが感じらない彼のドライな言動が、なんとなく今日的にリアルな感じがして印象的。

 さくらは原作だと大食漢の解説係かつ陽のお姉さんとしての印象が強いキャラクターですが、アニメで付加されたダメ姉さん的イメージもなかなかに面白い。
 脚本を書いている上江洲氏が常々そういうちょっとダメな部分も併せ持つ女性を愛する性分の人間なので、その辺の影響が大と見たね!

 文化祭の終了と共に成仏する「夢狩人」 
 最後に彼の手をそっと握っていてあげるさくらの優しさがいい。

 今回のメイン、為我井さくら役の寺田はるひさんはかなり悪ノリ全開で演技しているのが伝わってきて素晴しい。邪悪な喜びに浸っている時の笑い声など、本当に楽しそう。
 「夢狩人」を演じていた増川洋一氏の爽やかな声質は、役の持つ嫌味っぽさを和らげるのに一役買ってましたね。ちなみに増川氏というと世間的には「NARUTO-ナルト-」のロック・リー役がもっとも有名なのでしょうが、当方としては「銀河鉄道物語」の若き銀河鉄道オペレーター、フランツ役なんかが印象的だったりします。
 どちらかというと爽やかな少年役を演じることの多い方なので、今回みたいな配役は珍しかったのではないかしらん?

 あと不覚にも次回予告で大笑い。
 ちゃんと平成シリーズっぽい名前のヤツがいたりする辺り、また異様に芸の細かいネタをかましてきそうで今から楽しみですやな。
posted by dynamite at 20:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする