2006年05月11日

「うたわれるもの」 第5話「森の娘」


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 占領したササンテの屋敷を砦へと改修し、朝廷からの軍勢に対抗しようと準備を始めるハクオロたち。
 今回は嵐の前の静けさからか、割とほのぼのとしたエピソードから開幕。

 エルルゥ、アルルゥ姉妹、ここぞとばかりに魅力全開。
 アルルゥ、すでに完全にハクオロを父親代わりとして信頼しきっており、だだ甘えモード。年相応の無邪気な振る舞いが愛らしい。
 エルルゥも今まで通りの慈愛に満ちた態度はもちろんのこと、砦からの避難を勧められてもハクオロの側を離れようとしない意外な芯の強さ(頑迷さ?)や、締めるべきところはバシっと締めるアルルゥ&ムックルへの態度など、そのリアクションの数々がなかなかに魅力的。
 
 神獣の末裔であるムックルは、この短期間で恐ろしく急成長。
 やはりただの獣ではないってことで。
 ただし、その内面はまだ赤ちゃんか、よくてもワンパク盛りのイタズラ坊主といった塩梅で、母親代わりであるアルルゥはおろか、その姉であるエルルゥにも頭が上がらない様子。
 親譲りの頑強無比な体躯とは裏腹に、その振る舞いはどこかユーモラス。

 ベナウィはやはり暗君の愚政を憂うと同時に、賊軍の長であるハクオロの器量をも推し量っていると見受けられる行動がチラホラと。
 ただ、頑ななまでに己の信じる武士道に殉じるタイプにも見受けられ、その胸中はいささか複雑。

 ベナウィに戦の大義を問われたハクオロとて、それは同じこと。
 貧しくとも平和に暮らしていた村人たちを血塗られた戦いの日々へと導いてしまったことを強く自覚し、その罪の重さをもしっかりと受け止めていた様子。
 無邪気に自分たちの正義を信じていたオボロに比べ、やはり大人。
 もっとも、そんなオボロにだけ自らの苦悩の一端を吐露してみせたのは、彼の持つ素直で一本気な気性を好ましく思っていたからなのかもしれませんが。

 そして今回は一連の作画がドえらいクオリティの高さで実に眼福。
 特にオボロの突撃から始まる対ベナウィ戦の痛快さは、筆舌に尽くしがたいものあり。

 あ、あと話の本筋から言えばどうでもいいことこの上ないですが、僕らのヌワンギくんの頭上に煌々と死兆星が輝き始めました。
 いいぞ、この三下一番星がッ! もっとやれ!


posted by dynamite at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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