
無法街「0番地区」に忍び寄る壊滅の危機。
怠惰な国家を正さんと0番地区殲滅を目論む恐るべき実業家ロンダリオの暗躍を前に、様々な人間の思惑が交錯する。
はたして伍長とアリス少尉、そして「回転草の兄弟団」は、破滅の引きがねとなる抗争の勃発を未然に阻止することができるのか?
そしてこの危機の中、伍長とアリス少尉はそれぞれが追い求めていた問いの答えを見つけ出す。
「0番地区(オーランド)編」、いよいよクライマックス!
前回の表紙は「回転草の兄弟団」メンバー揃い踏みという構図でしたが、今回は「元・回転草の兄弟団」であるランデル、アカシア、アベルの三者が揃い踏み。
ホールドニャップを迫るアカシア嬢の御姿も麗しい第11巻、第40話「煽動の爆弾」から第44話「たどりついたこたえ−アリス−」までを収録し、ついに発売でございます。
今巻の見所は「回転草の兄弟団」の大活躍ももちろんですが、やはりなんといっても、伍長とアリス少尉、それぞれが見出した命題の答えに尽きるでしょう。
2人が自らの問いにどのような答えを見出したのか、それは是非作品を読んで直に確認して頂きたいところ。
あと、アベルのもんの凄い屈折したツンデレっぷりな!
自らが利用価値を認めたもの以外は平気で見捨てる酷薄さは、誰より無法の街で生きる覚悟を決めている証でもあるわけですが、その根底には、かつて金がなくて<家族>を救えなかった無力な自分への悔恨があるのでしょう。ああ見えて意外とHOTな男ですからして。
次巻に収録されるロンダリオとの丁々発止のやり取りをお楽しみに!
ああ、あと巻末インターバルのマユなし2課長はなんかもう、ホントズルイっつーか、なんつーか。
色々と面白すぎるだろう、人として。
久々登場ヴィッター少尉とカッコいい会話の応酬の後に、あの狼藉。
名もなき副官殿の日頃の苦労が忍ばれます。合掌。
毎回記事を書いて貰っては「ああ、新刊出せたんだな・・・」て感じになります。ぐへへ。
昨年の休載前後からまったく音沙汰無しにしてましたが
その辺も含めまして次回掲載までにまたお邪魔できればと思います。
近いうちに!
今後の展開も楽しみにしているので、くれぐれも体調に気をつけて執筆活動を続けて下さい。愛読者の1人として応援してるぜ!
もちろん見てから購入余裕でした。
これから読みますねー本当に楽しみでしょうがないです!
なんだかいつも忘れたころに発売してるのがさびしいところ。。。なんつってみたり
ランデルの精神崩壊っぷり(?)がいつもゾクゾクでホント最高です。
自分の生き方に試行錯誤してるところは、あぁ、自分もあてはまるなぁと共感を覚えたり。。。
これからもいい作品を作ってください!ありがとうございました!