2007年01月16日

「Pumpkin Scissors」第21話&第22話 雑感

 今回は前回すっぽかしてしまった分もまとめてゴンヌズバーっと。
 新年早々、ズボラなスタートで申し訳ない!


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2007年01月01日

新年のご挨拶

 あけましてイェーイ!
 キッド、ブライカノンだっ!(置鮎龍太郎声で)

 すいません、去年心のサンタさんにもらったXbox360で「スーパーロボット大戦XO」をプレイしていたら、いつの間にか年が変わってました!
 あいかわらずドラグナーの三馬鹿が好きすぎて偏ったプレイばかりしてしまいますが、そこは大塚芳忠氏のイカス美声に免じて許してやってください。ドスコォーイ!
 
 今年も相当にゆる〜い感じでブログ運営してまいりますので、皆々様におかれましては、いつまでたっても芸を覚えない困ったイルカを見守る飼育員のお姉さんのような慈愛の眼差しで見守っていただければ、これ幸い。
 さすれば当方もいつかは天高くジャンプして、あのワッカを潜れるようになるやもしれん!
 懸命に立ち泳ぎするその愛くるしい姿に、皆が喝采を浴びせるやもしれん!
 ……すんません、やっぱ気のせいでした!
 それどころかイルカの如く10秒と持たずに果てるんだぜ、この拙速哺乳類がッ!
 この、海の豚と書いてイルカがッ!

 は? 何がですか? いやいやいや、酔ってませんよ、失敬な!
 だいたい今年は猪年だから、イルカのことなんてどうでもいいじゃないですか!
 もっとボクらは牡丹鍋の美味さとかについて語り合うべきなんですよ!
 丹波篠山とかの!
 ちなみに当方は味噌だしのヤツに生卵溶いてつける食べ方が好きですよ! 
 皆はどうかな?!

 で、なんの話でしたっけ?
 ああ、そうそう今年もよろしくお願いしますみたいな、そういう意味合いのアレで。
 ええ、ええ。
 本当にもう、関係者各位もそうでない方も、根こそぎよろしくお願いします!
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2006年12月29日

真田忍法で恋愛成就?! 現代忍者ラブコメ「真田十勇姫!」


sanada #1.jpg さて、年も暮れて仕事納めも済んだいま、新年を迎えるにあたって書き残していた記事をボチボチと書き納めて行こうかなんぞと思うわけであります。
 その第1弾がこれだーッ!

 ソフトバンクの書籍関連会社、ソフトバンククリエイティブ社の擁するライトノベルレーベル「GA文庫」
 この度アニメ化もされる「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズなどで有名なそのGA文庫から先日、我らが馬場卓也先生、初のオリジナル作品が上梓されました。
 その名も「真田十勇姫!」

 真田ユキオは同級生の羽山マキに片思い中の、いたって平凡な男子高校生。
 だが、ある日を境に彼を襲う奇怪な夢や、不可解な現象の数々。
 その極めつけとして、たまたまマキと下校を共にする機会を得て胸躍らせるユキオの前に、巨大なガマガエルが現れた!
 しかもそのガマガエル、何故か愛らしい少女の声でユキオのことを「殿」などと呼び始めたものだから、さあ大変!
 かくして、真田ユキオの前に次々と運命に導かれた乙女たちが集い、ここになんとな〜く愛と戦いの火蓋が切って落とされた!
 もちろん、当人の意思はブッチギリで無視して!

 まあ、題名を読めば一目瞭然ですが、戦国武将・真田幸村の末裔の元に、講談物などで有名な真田十勇士の子孫である女の子たちが集まって、てんやわんやのラブコメ開始ーッ! ってな物語。
 ユキオくんの身辺には誓いの赤鈴に導かれて、猿飛佐助の末裔であるくのいち少女マシラを始めとした十勇士の末裔たちが殿の御身をお護りせんとばかりに続々集い始めるのですが、肝心の当人はまったく普通の暮らしぶりで、誰かから護られるような覚えもなし。
 これはおそらく殿に本懐を遂げさせよということに相違ないと得手勝手に思い至った十勇士たちは、超絶の忍法・秘法を使って、あの手この手で彼の恋愛成就の為に動きはじめる。
 書いている人が人だけに、いつユキオくんが無限器を手に入れて「ワシは阿邪羅王の生まれ変わりぞーッ!」などと叫びつつ6000度の火柱で恋敵を焼き殺し始めるかとヒヤヒヤしていましたが、さすがに内容は普通に明るいラブコメディーでした。チッ!

 ですが馬場卓也先生は、たとえ美少女ゲーム原作のノベライズ仕事であろうとも、隙あらば怪獣大決戦とか妖怪大戦争を仕込まずにはいられないという因果な業病持ち。
 このオリジナル作品でもその稀有なボンクラぶりは健在というか……むしろ悪化?
 なにせ第2章の題名からして「放課後の怪竜大作戦」であるからして。
 そこで「怪竜大決戦」かよ! などとツッコめる人間が、このライトノベルを購読してくれている可能性はゼロに等しいかと思います、先生!
 あと伊賀忍者の女頭目の通り名がサニーで、その正体が音楽教師の千葉マユミ先生(あだ名は千葉ちゃん)であるとか、十勇士の一人・椿ミヨは元温泉旅館の仲居にして射撃の名手という「湯煙スナイパー」であるだとか、一々挙げれば枚挙に暇がありませんが、もう本当に目立たんところでやりたい放題だな、アンタは! としか!
  
 ちなみに表紙と挿絵を担当されているのは成瀬裕司氏。
 って、「快刀乱麻」のキャラクターデザインとかしてたお人じゃねえかー!
 実にキャッチーなイラストの数々を描きおろして下さっています。
 スゲエ! がぜんライトノベル感が増した! 
 馬場卓也さんはかの方の住む方角に向かって、朝夕3回は礼拝すべきだと思いました。

 さて、最後に肝心な話をひとつ。
 この小説、実は題名に偽りありで、劇中十勇士の子孫は4人(エピローグのロシアから来た少女を含めても5人)までしか揃っていません。
 おじいちゃん、JAROに電話してぇ!じゃなかった、以下、無事続刊にて、という運びとなりますよう、興味を持たれた方には是非購読していただきたいな、と。
 いっちょ、よろしくお願いいたします!

参考リンク:GA文庫「真田十勇姫!」
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2006年12月18日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」第6巻発売!


pumpkin scissors #6.jpg
 掲載紙が月刊少年マガジンに移籍してから初の単行本最新巻が早くも刊行!
 マガジンGREATでの最終回「恐慌きざみし狂爪(Scare-claw)」から月刊移籍連載第1話「Letter the Later」までの3話を収録。
 またアリス少尉の二人の姉君にして麗しの人妻、エリスお姉さまとソリスお姉さまの魅力がだだ漏れでもうどうしてくれよう?! なIntervalスペシャルも完全収録!
 伊達に表紙は飾ってないぜ!

 月刊本誌に読みきりで掲載された話にも「Forget-me-not」というサブタイトルが。
 翻訳してみると「わすれな草(勿忘草)」の英語名だそうで……可憐だ。
 ちなみに花言葉は「私を忘れないで」

 さて、今巻では伍長の過去に関する伏線が色々と表面化してきて、大変興味深い内容になっております。
 特に最後のIntervalでは、伍長の家族に関するかなり意味深な伏線が。
 あの哀しげな独白の意味するものとは?
 またも行く手に陰謀の暗雲立ちこめ始めた陸情3課の、今後やいかに?

 あ、ちなみに恒例の折り返し次巻予告でいまだ最新連載でも名前しか出ていない謎の陸情2課隊員「フラウス・フランシア伍長」が登場。
 ……天然お姉さんの予感!!
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2006年11月23日

「Pumpkin Scissors」第20話 雑感

 毎年のことながら、年の瀬が近づくと、時の過ぎるのが早いこと早いこと!
 ずいぶんと遅くなってしまいましたが、以下に月刊少年マガジン12月号に掲載された「パンプキン・シザーズ」の雑感をば。

 と、その前にここでミニ情報。
 今月末11月30日(木曜日)に発売予定の「ぱふ」2007年1月号に「パンプキン・シザーズ」の特集記事が掲載予定!
 愛読者諸氏はぜひ「ぱふ」最新号誌面をチェック!
 しかし、ついにあの漫画専門誌「ぱふ」で特集を組んでもらえるまでになったのかと思うと、まさに感慨無量ですやなぁ。
 
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2006年11月17日

絶望に抗え

肉体は死んでも精神体は死ぬことはないのだ
またあらたに肉体に輪廻し
精神エネルギーが転々と他の生を受け
進化してゆくのよ!!

<「虚無戦史MIROKU」より>


 たとえ肉体は滅びようとも、その想いは受け継がれる。
 戦いははてしなく続く。

 そうですよね、石川賢先生!

家康 もし輪廻転生ののち
またあうことがあるやもしれん
体から…竜がでてくる者がいたらオレの子孫だ!!
その時はおたがい 今よりは進化しておろうぞ!!

<「虚無戦史MIROKU」より>

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2006年11月13日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」 Episode:06「豊饒な時間」

 初のアニメオリジナルエピソード。
 原作では小ネタだった捨て子騒動を膨らませ、独自に再構成したお話。

 原作ファン待望(?)の迷場面「我々はっ」「おっぱいだっ」も、ここで登場。
 泣き止まない赤ちゃんを巡るそれぞれの対応もいかにもらしく描けていてマル。
 捨て子の母親探しから戦後の貧窮した社会描写や戦災孤児問題などに繋げる展開も、この作品世界をより深く補完していこうという意志が感じられ、その意気やよし! でした。

 ですが、今回少々物足りなかったのが、結局捨て子騒動の解決にアリス少尉たちの行動が直接的な影響を及ぼしていなかったこと。
 つまり今話の展開だと、アリス少尉たちの立ち位置が単なる「戦後社会問題」の傍観者に近いものになってしまっているのが少し残念だったかな、と。
 最後の母親の「自首」も、母親自身の良心の呵責による結果に見えましたし。
 やはり最後に母親の改心を促すのは、ただその背中を押す言葉よりも、アリス少尉たちのバイタリティー溢れる行動が導き出す結果であって欲しかった。

 さて次回からしばらくアニメオリジナルエピソードが続くそうで、早くもアリス少尉のお姉さま方が再登場。
 予告編を見るかぎりでは、今回同様、原作からいくつかの場面をつまみ食いして構成している様子ですが……はたしていかなる展開が待ち受けますやら、あとは仕掛けをご覧じろ?
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2006年11月08日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」 Episode:05「あさはかな者達(おとこたち)」

 これもまた、クライマックスである屋上での説得シーンの演出に力が入っていて良好。
 月光の陰影がそのまま登場人物の感情の起伏にも繋がっているという芸の細かい演出も渋くてイカしてましたが、なんといってもワンツ役の西村知道氏の演技が絶妙。
 またそれを受ける伍長役の三宅健太氏の演技にも熱いものがあり、お芝居的にも大変見応え、聴き応えのあるシーンに仕上がっていました。

 また、今話では限られた作画リソースが上記の場面と女性ゲストキャラたちに目一杯配分されていたように感じられ、そいつぁまったくもって正しい判断だなぁ、などと内実の真相はともかく得手勝手に感服してたりした次第。
 ロゼッタさんにミレイユ嬢、共に大変愛らしゅうございました。素晴らしい!
 ちなみにミレイユ役の三宅華也さんは「うたわれるもの」のトウカ役での印象が強かったのですが、今回はまったく雰囲気の異なる女性役をこなしておられてさすがだなぁ、と。

 しかし原作を読んでいた時点でもそうでしたが、よもやこのロゼッタさんが後々あんな形で我々の前に再登場することになろうとは……お釈迦さまでも気がつくめえ!
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「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」 Episode:04「ヒビ割れた肖像」

 とにかく冒頭の悪夢描写と、終盤の対装甲車戦描写が出色。
 どちらも大変気合の入った作画と演出で、まことに眼福。
 伍長の異常性と対戦車猟兵部隊の狂気がビシバシと伝わってくる描写の数々は、アニメ化の至福ここにありといったところ。
 また、両シーンともに劇伴や音響効果が秀逸で、恐怖演出の惹き立てに一役買っていたのも印象的でした。完全にサスペンスホラー調なノリが素晴らしい。

 ただ今回少々残念だったのは、原作にあったマーチス准尉の割れたメガネ越しに見える伍長の貌、という肝心の画がオミットされてしまっていたこと。
 これはマーチス准尉が伍長の過去に生じた疑念を示唆するシーンでもあり、サブタイトルである「ヒビ割れた肖像」にもダブルミーニングでかかってくる重要な画なのでは、と思ったのですが。

 でもまあ、そんな些細な差異はさておき、ここは一つ、帝国一苦味走ったイイ女、ウェブナー技術中尉の姐さんがついにアニメにも登場したことを大いに喜びTai!
 おまけに声を当てているのは平松晶子さんときたもんだ!
 ギャー! 「機甲戦記ドラグナー」でローズ・パテントン役だった人じゃねえかーッ!
 ……すいません、つい個人的な走馬灯がフルスロットルで大回転を始めてしまい、無駄に取り乱してしまいました。イリュージョンをさがして。

 あと謎多き女科学者ミュゼ・カウプラン女史も顔見せ的に登場。
 声を担当されているのが洋画吹き替え(特にアンジェリーナ・ジョリー姐さんの吹き替え)などで有名な湯屋敦子さんで、これまたドンピシャリ。
 なんと言うか、配役を担当された方、わかってらっしゃる!
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2006年10月23日

「Pumpkin Scissors」第19話 雑感

 いま日本でいちばん読まれている月刊少年誌、月刊少年マガジンという桧舞台を得て、ついに始まった新連載。
 GREATからの途中移籍連載ということもあり、詳細な既出データのまとめページまで用意されております。
 これがまた未読者のみならず、ファンなら必読の充実した内容。
 尿瓶の死天使ロゼッタちゃんの名前なんて、公式ではここが初出じゃないでしょうか?
 まだ未読の愛読者諸氏は購読をお早めに!

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2006年10月21日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」 Episode:03「其は貴きものなりて」

 オーランド伍長の抱える闇「不可視の9番」と対をなすアリス少尉の命題「ノーブレス・オブリージ」(貴族の義務)が初めて提示されるお話。
 これはやがてこの作品の大きなテーマの一つへと育っていくわけですが、この段階におけるそれは、まだほんの萌芽といったところ。
 原作未読の視聴者諸氏は、今後の彼女の生き様をとくとご覧じろ。

 それはそうと橋の下で宿無し生活をしているらしい伍長について、帝国軍部にはまともな兵舎すらないんかい! というツッコミは原作当時からしてあったわけですが、当方考えるに、伍長は自らの意思で敢えてあの暮らしを選択しているんじゃないでしょうかね?
 ある種の怪物へと仕立てられた己が異常性を誰よりも自覚し、いまだ戦時の悪夢に囚われ続けている伍長にとって、安穏とした兵舎での生活なんて、恐れ多いどころか罪深いとすら感じてるんじゃないかなぁ、とか。
 あとは例の機関から少しでも離れた場所にいたいという、ある種の危機感のあらわれでもあるのかもしれない。
 ちょいと妄想が過ぎますか?

 原作ではもっと後からの登場であるはずのマルヴィン三公女も、早々に揃い踏み。
 おお、これは意外!
 ついでに少尉の婚約者の存在もほのめかされ、やはり原作とは多少異なる展開。
 今回はほんの顔見せ程度のご出演でしたが、黒髪の長姉ソリス、金髪の次姉エリス、ご両者とも大変麗しくも愛らしいご婦人方であらせられますので、後の再登場が今から楽しみ。
 あと公式サイトで公開されたソリス姉さんの設定資料、たまらん艶っぽさなんですが!

 今回はアリス少尉の心の成長を主軸とした会話劇に注力していた分、原作にもあった終盤での救出劇の強引さをフォローしきれていなかったのが、多少残念といえば残念なところ。
 今話の演出では、伍長の力が古代ギリシア演劇でいうところの「デウス・エクス・マキナ」(ラテン語で「機械仕掛けの神」の意。出てくるだけですべての問題を解決する全能の存在。転じてご都合主義を揶揄する言葉)に過ぎる印象が強くなってしまっているのが惜しいなー、と。
 我ながら贅沢な話だとは思うのですが。
    
 そして次回、ついに我らが姐さん、ウェブナー技術中尉が登場。
 今からそのご尊顔を拝める日を楽しみにお待ち申し上げております!
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2006年10月13日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」 Episode:02「戦災復興部隊」

 まずなにはともあれ、ウォルキンス子爵役の谷山紀章氏、GJ(ゴッド・ジョブ)!
 猟奇趣味に浸る変態貴族の好演、堪能させていただきました。
 特にメイドさんたちを嬲ってる時のドSい演技なんぞは、もう本当に嫌ったらしくて大変よろしゅうございましたな、ええ。
 癪に障るような言い回しの芝居が白眉。
 
 本編の方も大筋で原作に忠実かつテンポの良い展開で大変に良好。
 原作既読者の大半が期待していたであろう「我々はっ」「おっぱいだっ」のやり取りこそ割愛されてしまったものの、今回の改変の方がより話の主旨に沿った展開で納得できるものだったので、これはこれでという印象。
 確かにあの展開の方が後のアリス少尉の台詞にもより説得力が生まれますし、なによりメイドさんたちの晴れやかな笑顔と共に語られる後日談が素晴らしかったしネ!

 また今回削られた一連の場面は、また別エピソードで語られるのでは?との話もあるようですので、それならばそれで大いに期待したいところ。コリーヌ・セロー監督の「赤ちゃんに乾杯!」みたいな話になるんでしょうか?

 とにかく現時点では原作を非常に尊重して制作されていることがよくわかり、原作愛読者としても観ていて非常に嬉しくなる出来映え。
 全体として平均値の高い堅実な演出が、原作の作風に合致してよりよい効果を生んでいるように思います。
 この調子でなにとぞ、コンゴトモヨロシク……
posted by dynamite at 21:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」 Episode:01「不可視の9番」

 天高く馬肥ゆる秋。
 ……だが、本当に肥え太るのは馬だけかな?(←無駄にシニカルな笑みを口の端に浮かべつつ)

 いよいよTV放映が開始されたアニメ「パンプキン・シザーズ」
 こちらでもサンテレビやKBS京都でほぼリアルタイムでの視聴が可能とあって、ホッと一安心。
 他の関西U局系列である奈良テレビ放送、びわ湖放送、テレビ和歌山では放映したのに、よりにもよって上記2局だけを華麗にスルーした「あまえないでよっ!! 喝!!」みたいなことになったらどうしてくれようかなどと、ひぐらしのく頃に悶々としていたのも、今となってはいい思い出。

 てなわけで、まずはアニメ放映開始を大いに言祝(ことほ)ぎつつ、第1話「不可視の9番」の感想なんぞを徒然と。

 話の流れとしては原作における序章「All Hallow's Eve.」(意味は「万聖節前夜」……すなわち「ハロウィン」)を、ほぼそのまま再現。
 1話の中に収める為の取捨選択で切り捨てられてしまったエピソードも多少あったものの(特にヴォルマルフ中尉の心の機微を示す演出がほぼ削られてしまっていたのが残念)、原作未読かつ初見の視聴者にもすっきりとわかりやすい構成に仕上がっていたと思います。
 作画も高品質、演出も過不足無くテンポ良し。
 まずは上々の開幕!

 主演の伊藤静さんと三宅健太氏は、共に役柄との親和性バッチリ。
 どちらもほぼ違和感のない声と演技で嬉しい限り。
 その脇を固める面々も演技力の確かな方ばかりで、これまたナイス。
 個人的にはマーキュリー号の中の人である小川一樹氏の見事な駄犬声に感動。
 ただの犬を演じろってだけでも大変なのに、あの「気の抜けた風船のような声」で鳴く絶倫ファイヤーのトボケ声を演じなきゃならないってんだから、その労苦たるや、まさに推して知るべし。ガンバレ、小川さん超ガンバレ!
 あとモブキャラもいいところですが、オレルド准尉とマーチス准尉に絡んできた酔っ払いを演じられてた方(残念ながら演者識別不明)の演技、味があってイカしてましたなぁ。
 あー、こういう絡み方するおっちゃんいるいる! みたいな。
 
 大谷幸氏の劇伴も期待通りの出来栄えで素晴らしい。
 音楽がいいと、それだけで画面の面白さが何倍にも跳ね上がりますかんね、映像作品は。
 主題歌やメインテーマもまたしかり。
 高橋洋子さんの主題歌「蒼の炎」は、かなり直球のヒーローソングしてて意外といえば意外でしたが、やっぱり歌声に物凄いパンチがあって耳に残りますやな。さすが!
 あとEDの「マーキュリー★GO」もぶっとんだ歌詞でイカスなぁと思って調べてみれば、作詞担当はマイクスギヤマ氏。
 「アニマル横町」のOP「飛んでもNothing」を作詞した、あの人か!
 超納得! イヨッペビーム!
 なお、巷では今後シリアスな引きで終わる話であのEDだと余韻とかブチ壊しじゃね? つーご意見もあるみたいですが、それって原作でもステッキン曹長が果たす役割そのまんまなので、二重の意味で素晴らしいと思いました。
 気に入った! 家に来て伍長をファックしていいぞ!

■Pumpkin Scissors 無駄知識

 マー君ことマーキュリー号の名前の由来は、ローマ神話における商業神メルクリウスの英語読み「Mercury」から。
 ギリシア神話における伝令神ヘルメスとも同一視され、翼のついた兜を被り、2匹の蛇が巻きついた魔法の杖「カドゥケウス」(ラテン語で「伝令使の杖」の意)を手にした青年の姿であらわされる。

 なおヘルメスは大神ゼウスとマイアの間に生まれた子であり、オリンポス十二神の一柱。
 生まれたばかりで太陽神アポロンの牧場から牛50頭を盗み出すなどの図抜けた才覚をあらわし、父ゼウスに大いに寵愛された。
 神々の伝令役の他、死者(特に英雄)の魂を冥府へと誘う死神としての側面も持ち、またゼウスの密命を受けて百眼の魔神アルゴスを暗殺したりもしている。
 これらの挿話から商業と盗人と旅人の守護神とされ、信仰を集めていたとかなんとか。

 まさに情報の運び屋たる軍用伝令犬に相応しい名前というわけでありまして……
 まぁ、もっとも当のマー君にはそんなイメージ、これっぽっちもないわけですが。
 どっちかというと恋愛と性愛の神クピド(ギリシア神話ではエロス)ってカンジじゃね?
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2006年09月01日

マガジンGREAT9月号 雑感

 アニメに関する新情報もズンドコ発表され、がぜん勢いを増す「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」ですが、ここにきて連載の方にも大きな動きが!

 なんと10月より「月刊少年マガジン」への移籍連載が大・決・定!
 これまで隔月連載だった「パンプキン・シザーズ」が、ちょうどアニメも放映開始される10月から月刊連載に昇格って寸法ですよ、旦那!

 より大きな舞台へと挑む岩永亮太郎先生に、これまで以上の熱いエールを、どうぞよろしくお願いしまっす!


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2006年08月17日

アニメ「Pumpkin Scissors」情報まとめ

 アイアーン・クロースッ!(←昔友人と考えた、勢いだけで特に意味はない雄叫び)

 連日死にたくなるような猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 僕はもうダメだ。

 とりあえずTVアニメ版「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」の情報が色々と出揃い始めましたので、いっちょここいらで現時点での既出情報でもまとめてみようかと思います。
 暇だからな!

■アニメ「帝国陸軍情報部第3課 Pumpkin Scissors」公式サイト

「陸情3課広報室」
http://rikujyo3ka.com/

 いわずと知れたアニメ「パンプキン・シザーズ」の公式サイト。
 アニメ版の最新情報はここでチェック!

 最新更新では、各種設定資料ほか、原作者・岩永亮太郎先生への特別インタビュー、制作日記ブログなどが続々と公開開始。
 
 また、メインキャストも順次公開中。

アリス・L・マルヴィン少尉:伊藤静
ランデル・オーランド伍長:三宅健太
オレルド准尉:鳥海浩輔
マーチス准尉:鈴木千尋
ステッキン曹長:植田佳奈
ハンクス大尉:?
マーキュリー号:?

 アリス役の伊藤静さんというと、最近だと「ToHeart2」のタマ姉こと向坂環だとか、「ゾイドジェネシス」のコトナ・エレガンスなどといった、コケティッシュな年上お姉さんを演じられることが多い方という印象があります。
 凛々しくも麗しいアリス少尉が期待できそうですやな。

 伍長役の三宅健太氏は「恋風」で主人公の佐伯耕四郎を演じておられたそうですが、当方寡聞にして、そちらの作品は未鑑賞。
 かの人のフィルモグラフィーで唯一聞き覚えのあるものが、「陰陽大戦記」の白虎のランゲツなのですが、アレはあまりにも人外すぎて参考にならーん!
 よってどのような演技をされるのか、一番楽しみにしております。

 オレルド准尉役の鳥海浩輔氏は個人的には「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」の主人公、甲賀弦之介役の印象が強し。
 シリアスな二枚目演技もユーモラスな三枚目演技も共にソツなくこなせる方なので、オレルド准尉はまさにドンピシャなのではないでしょうか?
 テレッテッテー! 順平はレベルアップー!

 マーチス准尉役の鈴木千尋氏といえば、最近でこそ「砂ぼうず」や「あまえないでよっ!!」での三枚目路線での好演が思い浮かぶわけですが、元はといえば「彼氏彼女の事情」の有馬総一郎をはじめとした線の細い美少年役でブイブイ言わせまくってた方ですので、今回の配役にもナルホド納得。
 アニメでは七姫様とのロマンスまでやるのでしょうか?
 
 ステッキン曹長役の植田佳奈さんはというと、「マリア様がみてる」の福沢祐巳や「魔法少女リリカルなのはA's」の八神はやてなどを演じられた声優さんということで、素直に可愛らしい声の方が配役されたなぁ、という印象。
 原作では回り車を一心不乱に回しまくるハムスターのような天然空回り娘、ステッキン曹長をどう演じられるのか、これまた楽しみなところであります。

 これで残るメインキャストはハンクス大尉と「マー君」ことマーキュリー号のみなのですが、これらにどういった方々が配役されるのか、それもまた楽しみの一つということで。

■主題歌は高橋洋子さん

「高橋洋子 Official Web」
http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/music/takahashi/index.html

 かつて「新世紀エヴァンゲリオン」主題歌「残酷な天使のテーゼ」や「魂のルフラン」などで一世を風靡し、近年も「灼眼のシャナ」ED「夜明け生まれ来る少女」での力強い熱唱が印象深い歌手、高橋洋子さんが「パンプキン・シザーズ」の主題歌を歌うことが決定したそうで……おいおい、それってかなりスゴくね?

 おそらく主題歌名は以下の通販サイトに記載されてある通り「蒼き炎(フランム)」
 さしずめ、伍長のランタンから漏れ光る深青の鬼火がイメージ・モチーフでしょうか?
  
「CD DVD通販 オンラインショップ Neowing」
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=GNCA-34

「アニメイト通信販売」
http://www.animate-shop.jp/webshop70/commodity_param/ctc/cd/shc/0/cmc/4048668/

 ちなみに劇伴(劇中音楽)を担当されるのが大谷幸氏というのも見逃せないポイント。
 「新機動戦記ガンダムW」や平成ガメラ三部作でもカッコイイ劇伴の数々を担当された方です。超スキな作曲家さんなので、超期待。
   
■販促イベントも目白押し

 先日行われたコミックマーケット70でも、国際展示場駅から東京ビックサイト会場へと続く道に販促ポスターが怒涛の連張り、企業ブースの方でもチラシ&ウチワの配布にプロモーションビデオ上映などなど、かなり力の入ったプロモーション活動が行われたようですが、今後もその手の販促イベントが各地で行われる様子。
 ざっと把握しているものを、以下にご紹介。

「GONZO FESTA 2006 Autumn」
http://www.gonzo.co.jp/gonzofesta/

 9月30日、東京はサンパール荒川にて開催予定の、GONZO秋の新作アニメーションお披露目イベント。
 当然、我らが「パンプキン・シザーズ」も紹介ラインナップの一つ。
 各作品の主演声優陣や制作スタッフなども招き、トークショーなども行われる予定。
 
「ジーストア パンプキン・シザーズ展示キャンペーン」
http://www.geestore.com/event/060807pumpkin/index.html

 こちらも9月30日から10月15日までの期間中に、ジーストア各店舗で開催予定の販促キャンペーン。
 設定資料の展示、原作コミックス販売のほか、プロモーションビデオも放映予定。

■その他もろもろ

 コミケで配布されていたチラシには、なにやらインターネットラジオサイト「音泉」で9月からWebラジオ番組が開始される予定も記載されていたとかで、これまた面白い展開を期待したいところ。

「インターネットラジオステーション 音泉」
http://www.onsen.ag/

 あと協賛にCOSPAの名があるということは、近い将来、陸情3課のコスプレ用帝国軍服なんかが制作販売される可能性もあり?

「COSPA」
http://www.cospa.com
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2006年06月22日

マガジンGREAT7月号 雑感


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 今月のマガジンGREATの表紙は「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」!
 しかもアリス少尉たちの肌もあらわな水着姿だー!

 岩永先生曰く、「夏の号だからな、もちろん世界観なんか無視して水着だぜ!」との力強いお言葉。
 そうだよな! そんなの、わざわざ説明するまでもなく自明の理だよな!
 これだから物のわかった人間は話が早くて助かるぜ!


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2006年06月17日

「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」第5巻発売!


pump04.jpg
 前回から待ちに待つこと幾星霜。
 ようやくここに待望の最新刊が発売!
 帯にデカデカと記された「TVアニメ化!!」の文字が、うおっ、まぶしっ!!

 今回はまず舞踏会編最終話「甘い罠(トリック・イン・トリート)〜そして、甘い罠」の加筆修正っぷりが凄いです。
 なるほど、読後感が連載時とはまた異なっていて面白い。

 そしてたった1話にして巷に大量のロリコ……もとい信奉者を産み出したとか産み出さなかったとかで評判の幼姫、セッティエーム・ローデリア姫が帝都を舞台に大活躍あそばされる番外編、「忘れえぬ姫君(My little tempest)」も必見。
 は、マーチス准尉? ああ、そういえばそんなのもいましたよネ。

 あと今回のインターバルを読んでいると、何故かこんな童歌が脳内にリフレイン。

 むーざん むーざん とーらーの かーこいもの
 おーこくのなーなひめ てくてく
 ”まーちす”のくーちびる うーぼたら
 あーかいはな さーいた(なぜか”まーちす”のほうに)


 まぁ、それはそうとウェブナー技術中尉の姐御は出る度にべっぴんさん度が増してて、今回も大変麗しゅうございましたなぁ。
 は、マーチス准尉? ああ、そういえばそんなのもいましたよネ。(2回目)

 そして最後は「第1の大剣(クレイモア・ワン)」副長氏が(主に性的な意味で)大活躍するアダルトな一編「Sheath of Flower(花弁の鞘)」
 3課とはなにかと対立しがちなエリート集団、陸情1課が誇る国家統制の切り札にして皆殺しの強襲部隊「第1の大剣」の内情を描く番外編。
 これがまたいいところで「次巻に続く!」な展開なので、早く続きが読みたい方は今月20日に発売される「マガジンGREAT 7月号」も併せて買うべし。
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2006年06月09日

「うたわれるもの」 第9話「禁忌」


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 軍事大国シケリペチムの突然の侵攻に、禁断の知識と知略を以って立ち向かうハクオロ皇。

 自ら「天子」を名乗る戦争狂、シケリペチム皇ニウェが登場。
 これがまた、ハクオロの切れ者ぶりに興味を示し、国益なんざ二の次三の次で問答無用に戦争を吹っかけてきなさる困った御仁。
 しかも本人も超人的な武力を誇るスーパーお爺ちゃんとくるから、なおのこと始末に悪い。
 ちなみにニウェの声を当てているのは秋元羊介氏。もうとにかくその声の持つ圧倒的な説得力が素晴らしい。これはもう強くて当たり前だわな、という。

 そして始まる対シケリペチム戦。
 相変わらず力の入った合戦描写は目にも楽しく、なかなかの見応え。
 なかでも防衛戦ではクロウが獅子奮迅の大活躍。渋いぜ、副将!

 で、そういった戦場描写と平行して描かれるエルルゥの覚悟と決意。
 ここ最近、ずっと自らの想いを内に秘め、耐える女であり続けたエルルゥ。
 ハクオロを案ずる彼女の想いが、遂に危険な戦場で禁忌の爆薬と呼応するかの如く大・炸・裂!
 いやはや、大変ドラマチックな場面でございました。

 でも今話の印象の大半は最後の最後に現れて大暴れしたニウェ大老が掻っ攫って行ってしまった感がなきにしもあらず。
 炎の中から現れて、炎の中へと去って行ったニウェ。
 今後の再戦が楽しみ。
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2006年06月03日

「キミキス」買いました


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 希望は良いものだ。
 たぶん最高に良いものだ。
 良いものは決してなくならない。


 Hope is a good thing.
 maybe the best of things, and no good thing ever dies.

<映画「ショーシャンクの空に」より>


 オス、メス、キス!
 題名にもある通り、「キミキス」買いました。

 孤独な天才少女が次第に心開いていく様は、どんな媒体で何度見ても、実に良いもんですなぁ。
 このゲームの二見瑛理子もまた然り。
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2006年05月31日

「うたわれるもの」 第8話「調停者」


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 大神「ウィツァルネミテア」を奉じる宗教国家にして、国家間の「調停者」を名乗る神官一族の美姫姉妹、ウルトリィとカミュがトゥスクルに来訪する話。

 翼を持つ一族は、どうやらこちらでいうところのバチカン市国(ローマ教皇庁)や国連に近い役割を持つ国家を形成している様子。
 ベナウィの台詞から推測するに、大神ウィツァルネミテアはこの世界ではかなりメジャーな宗教であり、それを司るウルトリィたちの国はかなりの信仰と畏敬を集める大国であることが窺える。

 本来ならムントのみが使者として赴くところをやや強引に割り込んで随行してきたウルトリィには、ただ新国家に友好を説きに来た他にも何やら別の思惑がありそう。
 ただ彼女が慈愛に満ちたキャラクターであることは劇中の描写にも明らかであり、不穏な謀略の類とは無縁にも見える。今はただ、ハクオロたちの人品を見定めるに留めているようだが、さてはて……?

 で、打って変わって妹姫のカミュは天真爛漫を絵に描いたようなお嬢さん。
 可愛いトラブルメーカーとして、今話のほのぼの展開を一手に引き受けている。
 後半では彼女がアルルゥとなんとかして打ち解けようと悪戦苦闘する過程が描かれ、ユズハも加えた妹3人組が一気に打ち解けて行く様子が大変微笑ましい。
 ただ彼女の陽気さとは裏腹な黒い翼がなにやら意味ありげでもあり、後々の重要な伏線となってきそう。

 平時におけるオボロたちの様子もコミカルに描かれ、皆生き生きとしている。
 政務をサボるハクオロに眉を顰めて静かに怒るベナウィ、同じ武官であるオボロと事あるごとに張り合おうとするクロウ等、脇役男性陣の描写もキャラクターをよく掴んだもので、抜かりなく面白い。

 木陰で安らかに眠るアルルゥたちを見たハクオロが感じた通り、今話はハクオロたちが戦いの末に得た失いたくない平穏を強く視聴者に印象づけるお話。
 ただ、この手の戦記モノにおける平和描写とは、往々にして後の無残な戦禍との落差を大きく演出する為に描かれることも多く……剣呑、剣呑。
posted by dynamite at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 爆弾パンチ郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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