2005年08月17日

「あまえないでよっ!!」/第6話「変身(かわ)らないでよっ!!」

 今回は「仮面レンジャー」ショーを演じに会場へ向かう途中、不幸にも交通事故でお亡くなりになった劇団員さんたちの浮遊霊を成仏させる為、春佳お姉さんが一肌も二肌も脱ぐお話。

 題名から察せられる通り、「仮面ライダー」を始めとする特撮番組やヒーローショーに対する愛が溢れてダダ漏れなパロディー回。
 わかる人にはわかる、芸の細かい特撮ネタがテンコ盛り。

 脚本を担当されたのは根元歳三氏。本家本元の石ノ森ヒーロー「キカイダー01 THE ANIMATION」「サイボーグ009」の脚本も執筆されたことのある根元氏がライダーパロディーの今話を書いているということ自体が、すでにパロディーになっているような。

 とにかくお話のキモとなる「仮面レンジャー」の設定が凝りに凝っていてオカシイったらない。
 昔から何十年も続いている特撮番組で、近年ではイケメン俳優がたくさん出て話題になっている設定など、ネタ元の「仮面ライダー」が辿った歴史そのまま。
 なにより絶妙にパチもの臭溢れるコスチュームデザインや、ファミレスの玩具コーナーにでも置いてありそうな毒々しいカラーリングの仮面レンジャーたちがたまらない、などと思っていたら、なんと今回のコスチュームデザインは海外のパチモノヒーロー映画紹介などで有名な大畑晃一氏でした。なるほど、上手いはずだ。
 
 わざと緊張感に欠ける動きで戦うヒーローショーの様子も、あの独特の雰囲気が再現されていて愉快。怪人を合体技で倒した後、わざわざ横並びになってポーズを決める(しかも逆光照明)など、とにかく再現度が高いネタの数々がたまらない。
 複数のヒーローが共闘するショーではよくあるんですよ、あの締め方。

 今回は調子のいいお色気お姉さんこと天川春佳の担当回でもあるので、かの人のモンローパワーが全編に渡って炸裂しまくっていたお話でもあるわけですが、演じられている渡辺明乃さんはどちらかというとボーイッシュな配役の方が多い為、こういうあからさまにお色気全開のキャラクターを演じられるのは珍しいなぁ、と。
 色気だけでなく、包容力もあり、どこか憎めない感じがよく出ていてナイス。

 今回、ゲストキャラクターの仮面レンジャーたちはどれも絶妙だったが、中でも特に印象が強かったのは、野太い声で「仮面レンジャーNo.1」役を演じていた鈴木智晴氏。同氏によれば、彼が今回の配役で念頭に置いて演じていたのは「宇宙刑事ギャバン」の大葉健二氏だったとか。イエス! ナイス! わかってるぅ!
 他にも「仮面レンジャー タスマニア2」転じて「悪の大首領」を演じていた寺島拓篤氏は、今ノリにノッてる「創聖のアクエリオン」の主人公・アポロ役の方だったりと、相変わらずゲストキャラクターを演じられる方々は妙に豪華ですやな、このアニメ。


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2005年08月07日

第三の「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法

 では、いつものネタ拾いをば。

■虹のバンダナ

「Dr.さくらのお悩み相談室 浄土へGO!」にお悩み相談していたダメ人間のHN。

「♪星のピアス 虹のバンダナ 眩し過ぎる 地球にI love you」
 という80年代歌謡曲モロだしのメロディーラインがかえってイカス「特装騎兵ドルバック」の主題歌「地球にI LOVE YOU」(作詞・作曲/古田喜昭氏、歌/WELCOME)の歌詞がそのネタ元。

 この歌詞がまた物凄い内容で、簡単に要約すると地球が愛しくてたまんないから砂浜に大の字で寝っ転がって地球ごと抱きしめちゃったYO! みたいな恐ろしくスケールのデカイ妄想に興じている男の与太話にしか聞こえない。LSDでもキめてるとしか思えないその気宇壮大な奇想にシビレる。
 いや、本当は地球に対する愛情を魅力的な女性へのそれに置き換えた比喩的な内容のラブソングなんですが。

「特装騎兵ドルバック」は葦プロダクションが1983年に制作したロボットアニメの佳作。
 戦闘ヘリ、ジープ、戦車の3機がそれぞれロボットに変形するというミリタリー色の濃いメカ設定が特徴でした。

■夢狩人「夢狩人です」

 これまた歌が出典。
「♪荒ぶる神の子 宇宙皇子(うつのみこ) 永久の夢狩人」
 心洗われる澄んだ歌声が素晴らしいフォークデュオ、ダ・カーポが歌った劇場版「宇宙皇子」の主題歌、「夢狩人」(作詞/藤川桂介氏、作曲/河野土洋氏、歌/ダ・カーポ)から。
 ちなみにこの時の同時上映作品は「ファイブスター物語」で、この時分は角川映画が毎年どっかんどっかん劇場用アニメを連発していた時代でもありました。嗚呼、今となっては夢幻泡影。

 あと実はこれ、まだ無職だった頃の上江洲誠氏がよく名乗っていた肩書きの1つでもありましてな。
 当方としては「自由騎士」(「ロードス島戦記」の主人公、パーンが名乗っていた称号)という名乗りの方に、より天性のきらめきを感じたものですが。
 
■逸剛&結子「やっちゃるぜっ!!」

「Get Ride! アムドライバー」の主人公、ジェナス・ディラが連発していた決め台詞。
 余談ですが、個人的には同作品で本多智恵子さんが演じていたマリー・ファスティアが多用していた「ハロー、ピープル!」の方がより恥ずかしくて好きでした。

■仮面レンジャー「僕たちと握手!」

 今回の次回予告そのものが、スーパー戦隊シリーズの「後楽園ホテルヒーローディナーショー」CMのパロディー。
 演じられている声優さんの演技が上手いので、かなり再現率が高くて爆笑。
 当時、おいしいお食事と楽しいショーを満喫して地球の平和が守れるのなら、そんなに楽……もとい素晴しいことはないなぁ、と幼心に思っていたものですが。
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「あまえないでよっ!!」/第5話「コスらないでよっ!!」

 東統泉高校の文化祭を舞台に、逸剛たち1年生クラスとさくらたち2年生クラスのコスプレ屋台勝負と、そこに押しかけてきたさくらの個人ホームページの常連「夢狩人」とのドタバタを絡めた1編。

 原作にもあった文化祭エピソードに、アニメオリジナルの「Dr.さくら」ネタを融合させた変化球エピソード。
 バカなお色気ネタが内容の大半を占めているにも関わらず、爽やかな余韻すら残す星空のラストシーンが素晴しい。

 引き篭もりの末、自殺してしまったというオタク青年「夢狩人」
 けっこう陰惨な過去を持つキャラクターだが、それを本人にアッケラカンと軽口まじりに語らせることによって、嫌な印象を与えていないのに感心。
 フィクションにおいてこういうオタク系キャラを出して自虐的なギャグに仕立て上げるは簡単だが、その後視聴者に不快な印象を与えないってのは、中々に難しい芸当でありますからして。
 あと妙に事態に対する深刻さが感じらない彼のドライな言動が、なんとなく今日的にリアルな感じがして印象的。

 さくらは原作だと大食漢の解説係かつ陽のお姉さんとしての印象が強いキャラクターですが、アニメで付加されたダメ姉さん的イメージもなかなかに面白い。
 脚本を書いている上江洲氏が常々そういうちょっとダメな部分も併せ持つ女性を愛する性分の人間なので、その辺の影響が大と見たね!

 文化祭の終了と共に成仏する「夢狩人」 
 最後に彼の手をそっと握っていてあげるさくらの優しさがいい。

 今回のメイン、為我井さくら役の寺田はるひさんはかなり悪ノリ全開で演技しているのが伝わってきて素晴しい。邪悪な喜びに浸っている時の笑い声など、本当に楽しそう。
 「夢狩人」を演じていた増川洋一氏の爽やかな声質は、役の持つ嫌味っぽさを和らげるのに一役買ってましたね。ちなみに増川氏というと世間的には「NARUTO-ナルト-」のロック・リー役がもっとも有名なのでしょうが、当方としては「銀河鉄道物語」の若き銀河鉄道オペレーター、フランツ役なんかが印象的だったりします。
 どちらかというと爽やかな少年役を演じることの多い方なので、今回みたいな配役は珍しかったのではないかしらん?

 あと不覚にも次回予告で大笑い。
 ちゃんと平成シリーズっぽい名前のヤツがいたりする辺り、また異様に芸の細かいネタをかましてきそうで今から楽しみですやな。
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2005年07月28日

続・新「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法

 さぁ、今回はいつにも増してネタだらけですので、さっそくレッツ&ゴー!

■ホッケーマスクの殺人鬼

 冒頭で千歳たちが観ているビデオ「チェーンソー・マニアック」に登場するホッケーマスク姿の殺人鬼。
 ネタ元は当然ホラー映画の代名詞、「13日の金曜日」シリーズに登場する不死身の殺人鬼、ジェイソン・ボーヒーズくん。

 劇中で千歳が言っていた通り、実はジェイソンはそのシリーズ中でチェーンソーを手にしたことはありません。
 チェーンソーを手に若人を殺しまくっていたのは、トビー・フーパー監督の傑作「悪魔のいけにえ」に出てきた人の生皮を剥いでマスクにしている猟奇殺人鬼、レザーフェイスの方。
 どちらも有名でインパクトのある殺人鬼だった為、イメージ的に混同され、そのまま定着してしまったものと思われます。

 さらにこちらも千歳の言っていた通り、ジェイソンが今や彼のトレードマークともいえるホッケーマスク姿になったのは、シリーズ第3弾「13日の金曜日 PART3」から。
 1作目では実はジェイソンそのものがほとんど登場せず(そもそも劇中殺しまくっていたのはまったく別の人物)、2作目ではただのズタ袋を被っての登場だったのであります。
 あのホッケーマスクは「PART3」での犠牲者から頂戴したもの。よっぽど気に入ったのでしょう、以後は宇宙船の中(「ジェイソンX」は近未来が舞台)までずーっとあの姿。

■千歳が借りてきたホラービデオタイトルのネタ元

 ここでは比較的わかりやすくてマニアックなタイトルをば。

「キラー・オブ・グリーンレタスX」→ 「アタック・オブ・ザ・キラートマト」

 「アタック〜」は、ある日突然大量のトマトが人間に襲い掛かってくるという、その筋では有名な不条理SFホラーコメディー。
 トマトまみれになって死んでいく人々がくっだらないことこの上ない作品ですが、海外ではカルト的人気を誇る映画で、なんと5作目まで続編が作られているというのだから、世の中わからない。

 「〜グリーンレタス」はたぶん題名から判断するに殺人レタスの話なのでしょう。しかもこっちまでシリーズ5本も作られてんのかよッ! 
 
「三千人の殺人者」→「2000人の狂人」

 「血の魔術師」との異名を持つハーシェル・ゴードン・ルイス監督作品。

 呪われた村(実は村人が全員亡霊)に迷い込んでしまった不運な若者たちが、おぞましい手段の数々で次々と嬲り殺しにされていくという壮絶なゴア(残虐)映画。

 カーニバルの余興として、ゲラゲラ笑いながら若者たちを血祭りにする村人たちの異様な明るさに背筋の凍る一本。

■ホッケーマスクの殺人鬼から逃げ出す逸剛たちの背景

 最初のヤツはいわずもがなジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」

 次にハリウッドデビューも果たした国際的怨霊スター「リング」の貞子さん。

 その次の墓地はよくある怪奇映画の定番スポットですが、おそらくロメロ監督の記念すべき初ゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」から。

 で、続く「栗栖樽湖キャンプ場」は、「13日の金曜日」の舞台「クリスタル・レイク」のパロディー。

 最後で何故かいきなりデパートの中っぽくなるのは、またもやロメロ監督の「ゾンビ」の舞台がショッピング・モールだったことに対するパロディーとみた!

■いきなり血のシャワー×3

 突然挿入される演出のまったく同じシャワーシーン。
 とつぜんシャワーから血が噴き出して「キャー!」ってのが×3回。

 これは演出そのものが「ゴースト 血のシャワー」のパロディー。
 幽霊船ものの佳作として近年リメイク(2002年に製作された「ゴーストシップ」がそれ)もされたことのある一本です。
 まぁ、どちらにせよドマイナーな作品には違いないので、わかりにくいったらありゃしませんが!

■不自然な家族劇

 横長のテーブルに家族が並んで座っての異様な食事光景は森田芳光監督のブラックなホーム・コメディー映画「家族ゲーム」のパロディー。

 背景の書き割りが倒れてしまう演出は、ドリフコントのそれを連想しますやね。

 あと、個人的には悪夢的な現実と非現実が交錯する不条理系ホラー映画として「ジェイコブズ・ラダー」辺りも連想。

■千歳「ねぇ、知ってる? ゾンビって……」

 実はその時代時代の大衆を象徴する政治的アイコンとしての意味も込められてるのよ、ってな講釈が続いたのではないかしらん?

 ロメロ監督曰く、第1作「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」におけるゾンビは、ベトナム戦争反対運動や黒人差別反対運動などの敗北した革命の象徴。
 第2作「ゾンビ(原題:ドーン・オブ・ザ・デッド)」では、消費社会に洗脳され、特に必要もない消費を盲目的に繰り返す一般大衆の象徴。
 第3作「死霊のえじき(原題:デイ・オブ・ザ・デッド)」では、レーガン政権下で急速に右翼化するアメリカ合衆国国民を象徴していたとのこと。

 ちなみにもうすぐ公開を控えたロメロ監督のゾンビシリーズ最新作「ランド・オブ・ザ・デッド」のゾンビが象徴するものは、9.11テロ以降のアメリカだそうで。これまたスーパーヘビーウェイトなテーマでんな。
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「あまえないでよっ!!」/第4話「怯えないでよっ!!」

 怪しい洋館を巡る幽霊話に、実はホラー趣味のあった千歳の無駄に詳しい映画薀蓄が炸裂しまくるパロディーてんこ盛りの一編。

 「夏休み恐怖シリーズ」と銘打たれるだけのことはあって、全編有名ホラー映画からのパロディーネタ満載。
 この手のネタの代名詞「13日の金曜日」シリーズのジェイソンから、「ゴースト 血のシャワー」なんてマイナー作品からもネタを引っ張ってくるマニアックさが素晴しい。
 脚本は根元歳三氏。最近だと「キカイダー01 THE ANIMATION」「GetBackers 奪還屋」などの脚本を手がけられた方ですね。

 千歳が劇中で嬉しそうに語るホラー映画薀蓄は、ウェス・クレイヴン監督の「スクリーム」に登場するホラー映画マニア、ケニーのそれにそっくり。
 その「スクリーム」自体もホラーというジャンルへの愛に満ち溢れたパロディーサスペンスだったので、今回の話のネタ元のひとつといえるかもしれない。

 千歳の村に唯一あったビデオレンタル店の品揃えが偏っていたばっかりに彼女は潜在的ホラー映画マニアになってしまったようですが、そういえば確かに昔のビデオレンタル店の品揃えはB級ホラーとバイオレンスアクション、あとはエロサスペンスか極道ものばかりだったなぁ、ってな覚えが。
 三つ子の魂百までというか、いやはや、なんとも因果な話で。

 最後にいきなり「ホラーって愛なのよね」とか千歳が語りだしてしまうのも、それ自体がB級ホラーそのものな展開で大笑い。
 何故そのタイミングでいきなりそんなテーマめいたことを言い出すのか!?
 このツッコミ待ちの誘い受け演出、まさにB級ホラー作品のそれに相違ない。
 徹底しとるなぁ。

 今回は周りが右往左往している中、ただ1人だけ超然としている陽も面白い。
 何気に一番あの状況を楽しんでいたんじゃないでしょうかね、この娘さんは。

 今回のゲスト、視聴者には正体バレバレの謎の少女役の声を当てていたのは門脇舞さん。
 最近だと「フタコイ オルタナティブ」の白鐘双樹役なんかが印象深いですね。
 終盤の「家族ゲーム」チックなコントシーンは、この方はおろかレギュラー全員の芝居がわざとらしくなっていて爆笑もの。特に雛美こと川上とも子さんの「あなた」の尻上がりなイントネーションなんか絶妙。
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2005年07月20日

新・「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法

 では、続いて恒例のネタ云々。

■柳「秘蔵の巨乳系エロ本3冊!」

 柳の見せた巨乳本のタイトルが「でかぴんく」

 おそらくスーパー戦隊シリーズ第28弾、「特捜戦隊デカレンジャー」の女性刑事・胡堂小梅(通称:ウメコ)こと「デカピンク」からの引用。

 ちなみに同様の下ネタで礼紋茉莉花(通称:ジャスミン)こと「デカイエロー」を「デカいエロ」と読み替えるというのもあったりする。男ってヤーネー!

■結子「昇龍裂破&竜虎乱舞ーッ!」

 「昇龍裂破」は「ストリートファイターZERO」シリーズで初登場したケンの代表的スーパーコンボ。

 「竜虎乱舞」は「竜虎の拳」のリョウ・サカザキに代表される極限流空手の究極奥義。凄まじいスピードで相手に連続攻撃を叩き込む超必殺技。実は格闘ゲーム史上初の乱舞技としても有名。

 これらを立て続けに喰らっては、さすがのMr.カラテ……もとい、逸剛もひとたまりもあるまい。合掌。

■逸剛「扉の向こうで何かが起こる」

 予告編の締めで逸剛が言った台詞。
 戸田恵子さんが鬼太郎の声を担当した1985年版「ゲゲゲの鬼太郎」(アニメ化としては第3作目)の予告編締め台詞とまったく同じ。

 ちなみにこの1985年版「鬼太郎」は、おなじみネコ娘の他にもユメコちゃんというオリジナルヒロインが設定されていたりと、なにかとアニメ独自の仕掛けが多くて楽しいシリーズでした。
 怪奇ものとしての印象が強かった前作と比べ、かなりヒーローテイストの強い演出がなされた鬼太郎だったので、印象に残っている人も多いのではないでしょうか?
 ああ、そういえばこの時のねずみ男役は故・富山敬氏でしたねぇ。しんみり。

 あと今回の予告編は全体が昔の映画予告編風に脚色されていたり(「21世紀モダンホラーの決定版!」のくだりが出色)、サブタイトルが「夏休み恐怖シリーズ」だったりと、悪ノリ全開で最高。
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「あまえないでよっ!!」/第3話「覗かないでよっ!!」

 逸剛たちの通う東統泉高校を舞台にした下着泥棒騒ぎに、生稲雛美に好意を寄せる逸剛の友人・柳を巡るドタバタを絡ませた一編。

 お色気演出の控え目だった前回の鬱憤を晴らすかの如く、スクール水着、下着姿、ノーパン・ノーブラ、女子更衣室といったフェティッシュなお色気が炸裂しまくるサービス満点回。
 控えめな性格と太い眉毛が愛らしい雛美の当番回でもある。
 脚本は漫画版「舞-HiME」の脚本などで有名な木村暢(キムラノボル)氏。

 始まり方のカット割りに目を惹く工夫があるなぁ、と思っていたら、この回の絵コンテはこでらかつゆき(小寺勝之)氏でした。納得。
 あいかわらずどんなジャンルでも作品に求められるポイントを決して外さない手堅い仕事っぷりでお見事。
 
 雛美はその控えめな気性が災いしてなかなか物語の主導権を握れないタイプのキャラクターなので(だから原作でも主になだめ役やツッコミ役が多い)、今話ではゲストキャラクターから慕われる立場になることによってお話の中心となってます。なるほどなぁ。
 
 あと終盤、巨乳に対する思いについて熱弁を振るう柳と逸剛には大笑い。
 そうそう、逸剛の言う通り、大切なのは中身だよな!

 今回のお話のキーマン、柳の声を当てられたのは、アニメ「ゆめりあ」で主人公・三栗智和役だった羽多野渉氏。おお、なんとも感慨深いゲスト。
 最近だと「バジリスク 甲賀忍法帖」の筑摩小四郎役などで活躍されてますね。
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2005年07月16日

続・「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法

 では、続いて2話のネタに関する諸々を。

■OPの「覚醒(い)っけー!」が結子バージョンに

 これ、やっぱり一話ごとにヒロインが変わる演出なのでしょうか?
 最後の最後で浄徳ばぁちゃんになったりしたらどうしよう。

■お爺さん「つまり兄ちゃん、大霊界はホントにあるんかいのう?」

 臨死体験を持つ俳優・丹波哲郎氏の説く死後の理想境「大霊界」のこと。
 ちなみに大霊界については「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」「丹波哲郎の大霊界2 死んだら驚いた!!」と2回も映画化されているので、これらに詳しい。
 映画の方はいろんな意味でアレなので、試しに鑑賞してみるもまた一興。

■結子「えーっと、剣道部と野球部とボクシング部と格闘ゲーム部と……とにかく色々だ!」

 あらゆる部活の助っ人として活躍しているらしい結子。
 「ゲッターロボ」の巴武蔵みたいな出で立ちもアレだが、注目すべきは右手に装備された伝説の手袋型ファミコン・コントローラー「パックス パワーグローブ」
 どうやら「格闘ゲーム部」(どんな部だ)の助っ人をした時に使用したらしい。

 手の傾きや指の動きをトレースしてコントロールに反映するという実にサイバーなコンセプトの面白デバイスだったが、恐ろしく使い難い代物だった為、あっという間に世間からその存在を忘れ去られた。
 ついでに言うと、これをアメリカから輸入販売していたパックスコーポレーションはゲームバブル期の徒花みたいな会社で、結局この珍コントローラーのみをゲーム史に残して倒産してしまったという悲しい逸話あり。

 いま、この辺の遊び心は、ホリ社の「ペリボーグ」シリーズが脈々と受け継いでいる気がする。
 個人的には、こういう非合理的な無駄の積み重ねこそが豊かな文化を育むと信じてやまないのですが。

■結子「ぶっちぎるぜ!」

 「仮面ライダーBLACK RX」予告編での有名な締め台詞。
 普段は冷静沈着なトーンでナレーションをつとめる政宗一成氏が急にハジける瞬間がトンデモなく面白カッコ良かったので、大変に印象深い。

 ちなみに元ネタの方でもそれまでの文脈を無視していきなり使用されてたりした為、その引用のされ方まで元ネタを忠実に再現していて芸が細かい。

■さくら「来てる来てる、今日も迷える子羊たちが!」

 さくらが開設している個人Blog(?)「Dr.さくらのお悩み相談室 浄土へGO!」
 元ネタはまず間違いなく、かつてアニメ化もされた少女風水師が大活躍する少女漫画「Dr.リンにきいてみて!」だろう。
 
 どれもろくな相談が来ていない辺りに、彼女のネットアイドルとしての業の深さが感じられてスヴァらしい。
 あと、ここに相談を書き込む連中は、さくらに罵られたい重度のM揃いとみた。
 
■千歳「♪菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ」

 カラオケで「朧月夜」(作詞/高野辰之氏・作曲/岡野貞一氏)とは、またド渋いチョイス。

 今時の流行歌をまったく知らず、有名な文部省唱歌を歌うしかないところに千歳の過去やコンプレックスの一端が感じられ、何気に感慨深いシーンなんじゃないでしょうか?
 ちゃんとその事を馬鹿にせず最後まで付き合い、アフターケアとして千歳の初カラオケを褒めてあげることも忘れない逸剛はなかなかのナイスガイ。

■逸剛「風営法を守らない、モグリのゲーセンだな」

 千歳たちの入った古いゲーセンの名前が「インベーダーハウスARASHI」
 すがやみつる先生の大傑作「ゲームセンターあらし」から来ている可能性大。

 かつて「ストリートファイターU」によって格闘ゲームの一大ブームが巻き起こる以前、ゲームセンターとはすなわち不良の巣窟と同意で、常に彼らが吹かす煙草の紫煙に霞む魅惑のトワイライトゾーンだったのです。

 嗚呼、不良の群れを掻い潜り、息を潜めて遊ぶ「サスケVSコマンダー」のなんと甘美だった事よ!

 ……おっと失敬、つい無駄にアレげな想い出が走馬灯のように。

■不良「Don't Trust Over Thirty!」

 直訳すると「30歳過ぎた連中を信じるな!」
 つまりは「大人なんぞ信用できねぇ!」という意味。

 70年代のヒッピー・ムーブメントから生まれた当時の若者たちのスローガン。
 「ムーンライダース」のアルバム名としても有名ですね。
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「あまえないでよっ!!」/第2話「夜遊(あそ)ばないでよっ!!」

 年相応の華やいだ息抜きを知らない自分に負い目を感じた千歳が、逸剛と共に夜遊びという「ささやかな冒険」を共有することにより、彼との距離を少しだけ縮めるというお話。
 
 予備知識なしで初回を観た人は、十中八九この作品のフォーマットを「悪霊大暴れ」→「ヒロイン脱ぐ」→「逸剛覚醒」→「悪霊昇天」→「暴走した逸剛をヒロインが迎撃」の繰り返し構成だろうと思ったことでしょうが、いきなり2話から逸剛の覚醒はなしで、パターン破りもいいところ。
 むしろお色気とギャグもそこそこに、千歳のメインヒロインとしての立ち位置の確立と、主人公・逸剛との関係性の強化にかかってます。

 原作もお色気要素を除けば実は「千歳と逸剛の恋物語」としての側面が大きい為、こういった過剰なお色気演出のみに頼らない作劇姿勢は物語展開にメリハリをつける為にもけっこう重要ですやね。

 主人公の逸剛くんは年相応にスケベで遊びたい盛りな若者ですが、決めるべきときにはキチンと決める男でもあるので、鈴木千尋氏はまさに適任。特に3枚目演技と2枚目演技の切り替えにまったく嫌味がないのがナイスだな、と。

 女性陣だと阿刀田結子役の樋口智恵子さんなんかが、実に配役にハマってて耳に楽しい。この方の場合、役に自分を合わせるというよりは、むしろ役の方を自分に引き寄せてしまうような印象がありますやね。今回の役もまたしかり。

 ああ、あとメガネ様こと為我井さくら役の寺田はるひさんが当方の大好きな「ボンバーマンジェッターズ」でルーイ役を演じられていた方だということについ最近気が付きました。スゲエ! 全然気付かなかったヨ!
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2005年07月13日

VIDEOGAME BATON

 なべさんから「VIDEOGAME BATON」が回って来ましたので、さっそく回答をば。

■コンピュータに入ってるゲームファイルの容量

 いま大雑把に調べてみたら9GBちょっとでした。チリも積もればなんとやら。 
 
■今進行中のテレビゲーム

「みんな大好き塊魂」

 あいかわらず面白い!
 とっきやすいが奥が深いというナムコイズムを色濃く受け継いだ良作。

 今作の王様は大衆に迎合する(ファンサービスともいう)ことを覚えたので前作の危うい剣呑さに欠けるきらいもありますが、相変わらず根っこの部分では素敵に酷いスペース独裁者なので問題ナッシングだヨ!

 そしてあいかわらず松崎しげるは最高!
 オッケー、ミスター・サンシャイン! 

「ジルオール インフィニット」

 知る人ぞ知る、コーエーの名作RPG「ジルオール」のリメイク作品。
 テーブルトークRPGを連想させる自由度の高さと、戦記小説のようなドラマチックなストーリー展開が大きな魅力。
 
 当方としてはあの長いロード時間が短縮されただけでも滅法ありがたいです。
 ただしゲームの内容そのものにはあまり大きな変化がない為、往年のファンじゃないと多少ツライ部分もあり。 

「ナムコXカプコン」

 ナムコカプコン、2大メーカーの人気キャラクターが一堂に会して戦う夢のシミュレーションRPG。

 とにかく80年代ゲーマーのハートを鷲掴みにする嬉しいネタの宝庫。
 微に入り細を穿つネタの乱れ撃ちにこちらもウハウハ笑いが止まらない。
 参戦作品にひとつでも思い入れがあれば、是非!

 ただし、恐ろしく時間を食うゲームでもありますので、その辺はご注意を。
  
■最後に買ったテレビゲーム

「みんな大好き塊魂」

■よく遊ぶ、または特別な思い入れのある5作
 よく遊ぶゲームが特にないので、思い入れのあるゲームメインで。

「ザナドゥ」

 日本に「ファンタジーRPG」というモノが認識されるすっと以前(当然「ドラゴンクエスト」なんてまだ影も形もない)、その存在に焦がれ死にしそうだった当時の我々を大直撃した国産本格アクションRPG。

 余談ですが、都築和彦氏のコミカライズ版「ザナドゥ1 ドラゴンスレイヤー伝説」は当時様々な意味で画期的な作品であり、特にヒロイン・リエルのエロカワイさといったら、それはもう筆舌に尽くしがたいものがありました。
 ちなみにタイトルには大きく1とありますが、2以降はいまだに出ていません。
 チックショー、騙されたーッ!
 後にOVA化までされたものの、出来上がったモノがあまりにアレな代物だった為、別の意味で伝説となってしまい、今となっては面白トラウマ話の中でしか語られることのない存在に。

 ドラゴンスレイヤー伝説がまたひとつ……か。 
 
「ドルアーガの塔」

 こちらはファミコン版の方。
 当然、この段階でもまだ「ドラゴンクエスト」などというものは存在せず。

 当時すでにファミコンは我々の世代を席巻し、「ゲームウォッチ」に続く一大ブームを巻き起こしていましたが、まだまだ時代はアクションゲーム全盛期。
 そんな中、颯爽と現れたファミコン初のアクションRPGがこの「ドルアーガの塔」でした。

 それはもう夢見るほどに恋焦がれたね! このゲームに!
 
 当然アーケードゲーム版の方が先に発表されていましたが、当時のゲームセンターは不良渦巻く人外魔境、バリバリ立ち入り禁止区域だった為、こちらが遠出して親や学校の目を掻い潜ることを覚えた時分には、すでにゲーセンでは続編にあたる「イシターの復活」が最新ゲームとして幅を利かせていましたとさ。
 どっとはらい。

 ああ、ちなみに肝心のゲームの方は当然クリアできませんでしたよ。ええ。
 あの当時にノーヒントじゃ無理だっつーの! 

「ときめきメモリアル」

 とにかく物語を数値化して管理するという、そのコンセプトに惹かれたゲームでした。
 人間を極限まで記号化し、誰もが容易に思いつく物語の共通認識をも利用して、十人十色の個人幻想を生み出す秀逸な物語作成ツール。
 ジャンルが「学園恋愛もの」になったのは、それだけ人々の共通認識(いわゆるお約束)の引き出しが多いジャンルだったからなのではないかと。

 遊んでいた当時はものすごい可能性を秘めたジャンルのような気がしてましたが、結局その後これに続いたゲームはどれも小手先の模倣とマイナーチェンジばかりに終始し、このゲームコンセプトそのものがこれ以上進化することはありませんでした。残念。

「ストリートファイターU」

 ゲーム史に前人未到の一時代を築き、いつも青春と共にあったゲーム。
 これに関しては思い出が多すぎて、とても一言では語り尽くせません。
  
「魔法警備隊ガンホーキ」

 迫り来る受験のプレッシャーを少しでも紛らす為、学校帰りに近所のゲーセン
でこれを1コインだけプレイして帰るのが日課だった時期がありました。

 どんなに調子が良くても悪くても、絶対に1コイン、1プレイだけ。
 それが自らに科した、たったひとつのルール。

 試行錯誤の末、なんとか最終面まで行けるようになった頃、突然ゲーセンから撤去されてしまい……

 それっきり。

 あの時の悔しいような、寂しいような妙な気持ちは今でも鮮明に覚えています。

■次にバトンを渡す5名

 馬鹿野郎!
 ここは俺にまかせて早く行けッ!!(迫り来る天井を押さえながら)
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2005年07月08日

「あまえないでよっ!!」を?倍楽しむ方法

 作品の性質上、どうしてもお色気要素ばかりが注目されてしまいがちな「あまえないでよっ!!」
 だが第1話には、一部を除いて普通はまず絶対にわからないであろう(というより、わからなくて当然であろう)ネタの数々があちこちに散見され、個人的にはそちらの方がより抱腹絶倒でした。
 よって、そんな通常とはちょっと異なる「あまえないでよっ!!」の楽しみ方をご紹介するってな意味合いも込め、当方が気づいた台詞絡みのネタをいくつか列挙。

■浄徳「心、正しくあれよ?」

 ごくありふれた説法の一節に聞こえるが、これはひょっとして我々が大尊敬する現人鬼・永井豪鬼先生の一大巨編「バイオレンスジャック」の関東鬼相撲編でジャックが海堂猛志に言った名台詞、「心……正しく生きよ!」に影響を受けたものではあるまいか?

「それだけ?! それだけかよ、ジャーーーーック!!」

■結子「野郎ォ! やる気マンマンじゃねぇか!」
■千歳「バカ! エッチ! スケッチ! ワンタッチ!」


 今どきそんな言葉、誰も使わねぇー! という台詞を、敢えて使うことによってギャグにしてしまうというやり口は、しろー大野氏の傑作漫画「しろー駄作劇場 ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの優雅な生活」の登場人物、「ミスター死語」とまったく同じ。
 この捨て身の作劇術の欠点は、相手にこちらの意図が伝わらなかった場合、たんに寒い台詞回しなだけだと思われがちなことだ!
 ひゃあ、おっかねぇ! くれぐれもチューイせよ!
 上江洲脚本もときおり意図的にそのスタイルを踏襲している節あり。
 そのプッツン感覚がナウなヤングにバカウケすることを願ってやまない(死語)

 あと結子の台詞は「マジンガーZ」の主人公・兜甲児からの影響が大とみた。
 しかも件の台詞は「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオレッドの決め台詞「やる気マンマンだぜぇ!」から来てる可能性大。
 
■逸剛「夜をぶっとばせ!」

 予告編のラストで逸剛が叫んでいた台詞。
 歌に映画にと、わりとよくあるフレーズだが、こちらは「超音戦士ボーグマン」の第2期OP「夜をぶっとばせ」(作詞:柴山俊之氏/作曲:Marcy氏/歌:HiPS)からの引用だろう。

 わりと本筋に忠実な第1話でさえこの有様なので、更に興が乗ってくるであろう今後がどんな事になっているのかは推して知るべし。
 とにかくその辺りも含めて、「あまえないでよっ!!」の動向に今後も要注目ということで。
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2005年07月05日

あふれてゆくのはこの気持ち 「あまえないでよっ!!」放映開始

 いよいよアニメ「あまえないでよっ!!」が放映開始。
 以前にも当Blogで取り上げた通り、当方のソウルブラザー、上江洲誠氏がシリーズ構成として参加している作品です。
 よって、こちらでもガンガンと応援と宣伝をぶちかまして行きたい所存。
 
 で、さっそく始まった第1話「覚醒(い)かせないでよっ!!」を鑑賞。
 原作の1話と2話を組み合わせ、主人公たちの簡単な説明と、基本的な物語のお約束を提示するお話。まずは無難な滑り出し。
 とりあえず「これはお気楽なお色気ラブコメなので、肩の力を抜いて楽しんでくださいな」という視聴者に対するエクスキューズも兼ねたスタートでんな。
    
 1話の作画監督であり、キャラクターデザインも手がけられた堀井久美さんは、今回も実に素晴らしい仕事っぷりで大変に眼福。
 ふにふにとした柔らかで肉感的な描線が原作の良さの1つだと思いますが、それをちゃんとアニメの描画へと換骨奪胎されています。お見事!
 ただし、このキャラクターデザインのバランスは絶妙なだけに、大変模倣しにくそう。今後作画的にあまり大崩れしなければいいなぁ、てな老婆心もちらほら。

 声優陣もよくキャラクターに馴染んでいて好印象。
 特に主人公・里中逸剛役の鈴木千尋氏は、3枚目な主人公をいきいきと演技されていて素晴しい。
 女性陣だと為我井陽役の新谷良子さんが珍しく無口で毒舌系のキャラクターを演じられてます。けっこう新境地なのではないでしょうか?
 あと河原浄徳役が杉山佳寿子さんで「(Dr.スランプの)茜ちんの人だー!」と変に興奮していたのは当方だけですか、そうですか。いや、ハイジとかコロ助よりも、世代的にはそちらの方が何かと思い出深いもので。
 あと、思わせぶりな謎の男の声を柴田秀勝氏があててましたな。
 妙なところで贅沢なキャスティングだ!

 路線としてはどうやら同スタッフによる前作「ゆめりあ」と同じく、ネタと勢いで突っ走れ! ってな制作方針のようで。
 この先、どこまでハジけられるかが勝負と見た!
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2005年06月25日

マガジンGREAT 7月号 雑感

 近所のコンビニが前号から急にGREATを入荷しなくなり、ガックリな昨今。
 そのかわり、今まで入荷してなかった本屋で見かけるようになりました。
 これが世に聞く「質量保存の法則」というヤツですか?(違います)



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2005年05月11日

剣客・十兵衛ここにあり! 「柳生十兵衛七番勝負」


20050511db5a4cb1.BMP柳生十兵衛。
幕府総目付、柳生但馬守の嫡男にして、その剣、天下に並ぶものなし。

流浪の旅にあった十兵衛が10年ぶりに再会した父から聞かされた、天下転覆の大陰謀。
陰謀の首魁は、恐るべき剣客、戸田勘解由(とだかげゆ)。
諸国に蠢く陰謀の根を断ち切らんが為の旅が始まる。

十兵衛の前に、今日も新たな敵が立ち塞がる。

(オープニング・ナレーションより)


先日、最終回を迎えたNHK金曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負」

人情時代劇が幅を利かす昨今のTV時代劇情勢において、久々に本格志向の剣豪時代劇を見せてくれて、やたらと痛快至極でございました。

しかし、あまりにひっそりと始まりひっそりと終わってしまった為、ひょっとしたら世間はこの面白さに気付く暇すらなかったのではないかしらん? このまま何事もなかったかのように知る人ぞ知る作品として忘れ去られてしまうのではないかしらん? と、妙に不安な気持ちが群雲の如く湧き出してきたのも、また事実。

よって以下、ネタバレ上等・著作権違反の危険を冒してでも、この時代劇の面白さをなんとか当Blogでも布教しておこうと余計なお世話もいいところな決心をした次第。
一応今後DVD化も予定されている作品ですが、気になる方はさぁさお立会い!

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2005年04月22日

マガジンGREAT5月号 雑感


20050422fc9479aa.JPG 今号のマガジンGREATには「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」ケータイ待ち受け画面プレゼント企画が!
 君も簡単なアンケートに答えて、3種類の待ち受け画面をゲットしよう!
 公開期間は6月20日まで!
 ハリー! ハリー!

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2005年04月11日

大購入! ハードディスク一体型DVDレコーダー「SHARP DV-HR450」

 TV大好きッ子な当方。
 とはいえ、アナログなビデオデッキだといちいち録画予約したりテープ残量を気にしたりといった諸々の手間が面倒もいいところなので、この度思い切ってデジタル家電の雄、ハードディスク一体型DVDレコーダーの購入に踏み切ってみることにした。
 少し前までは10万円台から20万円台くらいはしたDVDレコーダーも、今やファミリーユース機なら3万円台から5万円台くらいのお手頃価格で手に入る時代。
 買うなら今がその時だ! と、脳内で水木一郎氏の歌声が勇ましくリフレインし始めたので、ならば買うぞと決心する。

 思い立ったが吉日。
 軽く下調べしたのち、さっそく仕事帰りに近所のコジマに駆け込み、
「そっ、そのHDD一体型DVDレコーダーをくくくくれーい! かっ、金か?! 金ならいくらでも出すぞーッ!(嘘)」
 と、殺し屋にブザマに命乞いするヤクザの親分(たぶん金子信雄氏か小池朝雄氏あたり)めいた勢いで店員さんにアタック。
 当初狙っていたのは安価な東芝「RD-XS24」だったが、店員さんのオススメと現場での判断により、最終的にはSHARP「DV-HR450」を購入。
 いや、たんにHDD容量が80GBよりは160GBの方がよろしかろうという安易な素人考えからなんですが。

 で、帰宅後軽く接続設定を済ました後、色々と弄り回したりマニュアルを読み込んだりしてみたわけですが、なんですかこの夢の未来マシーンは?!
 とにかく「電子番組表(EPG)」がもう便利で便利で仕方がない。
 いちいち新聞やネットのTV番組表に頼っていた面倒な日々よ、サヨウナラ。

 あと、なによりこれでかさばるビデオテープから解放されるし、画質にこだわらなければ約205時間はブッチギリで録画していけるってのがありがたい。

 まぁ、どれもこれもこの手の機械では結構当たり前の機能らしいですが、中途半端にピュアなマイ・ハートにはビッグ・サプライズの連続。

 よーし、ではさっそくなにかズバッと録画してみよう!
 当方の初雪の如く真白で清らかなHDDに初めて刻まれる記念すべき番組は……
 これだーッ!

 「 こ い こ い 7 」

 えええええええええー?!
 ウソ、そんなのウソよ!
 私の”初めて”は朝焼けの見える素敵な海辺のスイートルームでって決めてたのに!
 だが、現実とはいつの世もハードでままならないもの。
 いつまでも少女のままではいられないのね、と昨日までの自分にグッバイ。

 まあ、なんのかんの言っても録画した件のブツをインデックス加工したり、CMカットしたり、チャプター分割したりするうちに、なんだかその「こいこい7」までもが輝いて見えてきたりするものだから、人の心って不思議。恋ってステキ。

 なによりこれがKBS京都「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」放送開始までに間に合ったってのがありがたい。
 もう少し早ければ「柳生十兵衛七番勝負」「フタコイオルタナティブ」も全話録画できたのにと思わんでもないですが、過ぎたことは片っ端から忘れて悔やまないのが健やかな人生を送る秘訣だと心に誰かのメッセージが届いたので気にしないことにしよう。

 あと、これからは海外連続TVドラマとかマイナーな深夜映画なんかも気楽に録画し放題かと思うと、夢ふくらむー。
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2005年03月30日

「あまえないでよっ!!」アニメ化!

 というわけで、現在も月刊コミックガムで好評連載中の三食”尼”付き同居型ラブコメ「あまえないでよっ!!」(漫画/宗我部としのり、原作協力/ボヘミアンK)が2005年7月からAT−Xにてアニメ化されることになったわけですが。

 なんとこれシリーズ構成が当Blogにも参加してくれている上江洲誠その人なのであります。
 そして監督が元永慶太郎氏とくれば、あの「ゆめりあ」スタッフ再びというわけで。

 ちょうどタイミングのいいことに原作の最新刊にあたる第3巻が先日発売されたばかりだったので、これ幸いと1巻からまとめて買いこみ、延々と読み耽ってみたわけですが。
 やぁ、こりゃまたいい感じに お 色 気 ラ ブ コ メ しとるじゃないですか!
 よーし、よしよし。

 なんせ今時のラブコメもので相手が尼さんというんだから珍しい。
 だってアータ、尼さんですよ? 尼寺ものですよ?
 尼寺ものといえば遥か古えより続くエロスの殿堂ですよ?!
「尼寺(秘)物語」「処女が見た」 、そして「徳川女刑罰史」……
 もちろんこの作品もそんなドロンドロンの生臭ノリで行くんですよね、上江洲先生!

「それ、このアニメの視聴層に被らないから絶対無理。つーか、これラブコメだから!」

 ……チッ、日和やがって!
 よくよく見ればヒロインにも1人たりとてボウズ頭の子がいないじゃないか!
 謝れ! 尼僧ものが大好きな快楽亭ブラック師匠に謝れよぅ!(迷惑千万な言い草)

 まぁ、そういう他愛もない戯言は置いておくにしても、原作はかわいいヒロインたちの健康的なお色気が楽しい、ホンワカラブコメ漫画であります。
 この原作がアニメ化に際しどう料理されるのか、今から楽しみなところ。
 本邦初、尼寺ラブコメアニメを刮目して待て!

公式サイト:http://www.vap.co.jp/amae/
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2005年03月19日

「Pumpkin Scissors」3巻発売記念! 日本橋入荷状況レポート

 さて、ついにファン待望の「Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)」第3巻が先日発売されたわけですが。

 とりあえず最新刊発売記念として、秋葉原と対をなす西の魔界都市・日本橋の漫画専門店に突撃して、新刊の入荷状況をちらほらとチェック。
 以下、扱いの良かった店舗をメインに軽くレポートをば。


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2005年03月16日

「ローレライ」(樋口真嗣 監督)

 「亡国のイージス」などの代表作を持つ作家・福井晴敏氏と平成「ガメラ」3部作で名を馳せた特技監督・樋口真嗣氏、両氏のコラボレーションによって生まれたエンターテイメント性溢れる戦争映画。

 第2次世界大戦末期、東京に投下されんとする第3の原子爆弾を阻止すべく出航したナチス・ドイツからの戦利潜水艦「伊507」の死闘と、その潜水艦に搭載された秘匿兵器「ローレライ・システム」をめぐる物語。


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2005年03月03日

マガジンGREAT3月号 雑感

 東京行きの新幹線内で貪るように読み耽っていたら激しく乗り物酔いしてしまい、思わずゲロロ軍曹してしまったのも今となってはいい思い出。


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